ちょっと気になるメール・その13
告白と決意のメール(4)
過食症でお悩みの科子さんの場合です。
【ちょっと聞いて頂きたい事】  2000年7月21日 科子さんより

 私は、自分の体が厭でした。 ダイエットし始めたのは中2始めの頃でした。 ここまでは誰でもあると思いますけれど、私は少し違う方向へ向いてしまいました。

 私は本当に自分が大嫌いで、何をされるもの自分が汚いせい、太ってるせい 顔が地味なせいだとか、とにかく大変でした。 わかるからです。 下に見られてるのが。 今も勿論抜けてないんですが。 それがたまらなく厭でした。

 でも、うちは食べる事好きでした。 だから「嘔吐」という方へ向きました。 「過食症」とよばれるものです。 御存知でしょうか。 摂食障害のひとつで、昔の管理人さん自身もこれの軽い症状だと思うのですが、違ったら申し訳無いんですけど。
 脅迫観念があったり。 ウツになったり。 うちはこれがとても恥かしい卑しい最悪な行為だって、どんなになじろうが止まないのです。 これは進行形なのですが。

 でも私はこのHPに来て そこまで痩せたいならできるはずと思ってきています。 考えたら吐くよりずっといいです。 何より好きなもの食べれるんです。 我慢して直ぐ痩せるのは、早く痩せた分太るのも早いのです。 だからその我慢の止め金が外れたら、その通り大変なのです。
 私は何度も外れ、その代償行為として「嘔吐」をしてきました。 だから減り増えは抑えてきましたけど、そのために少しの増えは精神不安になり、生活に支障をきたすのです。 しかも今、受験生なので、かなり勉強の時間などは削っています。
 うちの摂食障害は、体重の増減、容姿が最大の優先なのです。

 でもそこまで思うならできそうな気がしてきませんか。
 だからわたしは自分を責める方向を変えて行きたいと思うのです。
 勝手ながら、こんなの読んでいただき有難う御座います。 これ、のりこえられたら私は自分を認められるかもしれません。 結果がでたなら。 過食嘔吐がとまったなら。

 またいずれメールを送りたいです。 今壊れてるんです。 勝手な書き込みすいません。 今はとにかく止めなきゃいけない用事の為、切らせていただきます。 支離滅裂な文を今回許して頂きたいです。 本当にごめんさい。 違うこといってたら御免さい。 長々と御迷惑かけました。 希望をありがとうゴザイマス。
返信

 ホームページを見てくださってどうもありがとうございます。
 この常態変換法が少しでもあなたのさらなる理想の体型への足がかりとなることを願っています。

> だからわたしは自分を責める方向を変えて行きたいと思うのです。

 そうなのです。大事なのは自信を取り戻すことなのです。
 そして、「自分こそは誰よりも美しい」という気概を忘れないで欲しいと思います。

 わたしもかつては摂食障害気味だったにもかかわらず、長い長いトンネルをくぐり抜けた末に、ようやく立ち直り、筋肉緊張ダイエットを考案することができたのは、そうした悲惨な体験を、同じような悩みを持つ人たちには決して味わわせたくないというのはもちろんのこと、自分よりも優れた容姿を持つ人の長所を認めつつ、自分もそれに向かって努力しよう、そして、いつかは自分も同等の、あるいはそれ以上の美しさを手に入れようという、プラス思考の心を失わなかったおかげだと思っています。

 悲しいことに、科子さんの場合には、心のエネルギーがマイナスに働いてしまった結果、「過食症」に陥ってしまったわけですが、しかし、このことは逆に言えば、科子さんの中には他の誰よりも強いエネルギーが存在するということを意味します。
 そうしたエネルギーを、自分自身を責める方向ではなく、少しでも自分自身を磨き上げていく方向に変えていくことができれば、普通の人よりもはるかに早く効果は確実に現れてくることでしょう。
 すべてはあなたの努力次第です。大事なのは日々の努力です。
 それでは、がんばってください!



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