●ちょっと気になるメール・その34●KINGさん [福岡県 21歳学生] からの自分の容姿についてのお悩みのメールです。 |
■【御相談】 初めまして。 Q1・私は鏡を見るのが怖いときがあります。 Q2・次の質問は写真写りに関してです。 Q3・私は笑顔があまりいけてません。 Q4・私は他人の目で自分の顔を見る手段はないのでしょうか? |
■【Tarchanより返信】 ホームページを見てくださってどうもありがとうございます。 わたしはこういうご相談を受けた時、皆さんにはまず周囲の人間関係、特に親子関係の在り方を見直すことをおすすめしています。 あなたは恐らくこれまでの人生の中でありのままのあなたをご両親から受け止めてもらった経験がないか、自分のいい所を何か一つでも褒めてもらった経験がないか、あるいはどうでもいいことについてはいろいろお世話になったが、肝心なことについては、つまり、あなたが一番親にして欲しいことや一番褒めてもらいたいことについては、十分な満足が得られては来なかったのではないでしょうか。 「ありのままの自分を受け入れられる」 という経験を積み重ねることは、自分に自信を持つ上では欠かせないことです。 人は人から褒められたり、応援のメッセージを受け取ることで、初めて自分に自信を持つことができる生き物なのです。 今のままでは永久に自分に自信を持つことは出来ません。 あなたがこれまで21年間生きてきて築き上げてきた数々の人間関係の中で、あなたが一向に自分に自信が持てなくなってしまったとすれば、あなたはそれらの人たちから前向きの心よりも、むしろあなたの心を後ろ向きにさせるような悪い虫をより多く受け取ってしまったようです。 まずは親を含めた周囲の人間関係を根本から見つめ直し、自分に自信を付けさせてくれるような新しい人間関係を築かれていくことを、わたしは強くおすすめします。 |
■【御相談、またお願いします】 どうもありがとうございました。 返信遅くなってしまいまして申し訳ありません。 1.でも鏡によって自分の顔があんなにも違って見えるのもなのでしょうか? 2.他の人はこう言う事ってないんですか? |
■【Tarchanより返信・2回目】 KINGさん、お久しぶりです。 お元気でしょうか。 さっそくご質問の件ですが、人間の感情の中でとりわけ 「悦び」 の感情は自分独りでは一番把握しにくいものです。 あなたの気持ちが安定していないのは、おそらく誰からも悦びの共感をしてもらっていないからです。 つまり、人は誰かから共感されないと悦びの感情は分からないものなのです。 こうした自己不信の念を払拭するためには、前のメールでもお答えしたように、最高と感じているあなたを 「誰か」 から何回も繰り返し共感してもらう必要があります。 すべてはあなた自身の毎日毎時間の努力にかかっています。 頑張ってください! |